CPU の構造

制御装置・演算装置・レジスタからなるCPUの基本構造を解説します。

CPU (Central Processing Unit) はコンピュータの頭脳。基本的な構造を理解しておきましょう。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

CPUって何でできてるの?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

CPUは大きく制御装置と演算装置 (ALU)、そしてレジスタという超高速記憶領域でできているの。

青木 澪(普段) 青木 澪

つまり、制御装置は命令を読み取って解読する役割、ALUは実際に計算を行う装置で、レジスタは計算中の値を一時的に保管する小さな記憶、という理解で合っていますか?

桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

メモリとは違うのぉ?

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

メモリ (主記憶) はCPUの外にあって大容量だけど遅い。
レジスタはCPUの中にあって超高速だけど少量。
役割が違うのよ。

青木 澪(普段) 青木 澪

プログラムは「命令フェッチ→デコード→実行→ライトバック」のサイクルを繰り返して実行されるの。
これを命令サイクルと呼ぶわ。

日野 こむぎ(笑い) 日野 こむぎ

じゃあCPUはこの順番をひたすら繰り返してるんだ!
あたし、シンプルでいいじゃんって思った!

加算命令をCPU内部で追ってみる

「メモリ上の値を読み、レジスタの値に加える」という命令を例にすると、各装置の役割を具体的に区別できます。

  1. フェッチ: プログラムカウンタが次の命令番地を示し、命令レジスタへ命令を取り込む。
  2. デコード: 制御装置が「どの値を読み、どの演算をするか」を解読する。
  3. 実行: ALUがレジスタから渡された値を加算する。
  4. ライトバック: 計算結果をレジスタへ書き戻し、次の命令へ進む。
構成要素主な役割典型的な誤答
制御装置命令の解読と各装置への指示算術演算をする装置と誤認
ALU加減算・比較・論理演算命令番地を保存すると誤認
レジスタ命令・番地・計算途中の値を一時保持主記憶やSSDと混同
桃井 すみれ(普段) 桃井 すみれ

プログラムカウンタには、いま計算している答えが入るんですかぁ?

青木 澪(普段) 青木 澪

いいえ、基本は次に実行する命令の番地です。
命令そのものは命令レジスタ、演算対象や結果は汎用レジスタやアキュムレータに保持します。

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

試験では『どのレジスタが何を保持するか』を入れ替えた選択肢が出るわ。
番地・命令・データをまず分類してから選ぶと、名称だけの暗記より確実よ。

確認クイズ

CPU内部で計算結果を一時的に保持する高速な記憶領域はどれか。

  1. 主記憶
  2. キャッシュ
  3. レジスタ
  4. HDD
こたえを見る

正解: 3. レジスタ

レジスタはCPU内部にある最も高速な記憶領域です。容量は小さいですが、ALUと直結して動作するため命令1サイクルでアクセスできます。

青木澪、日野こむぎが放課後の教室でボードゲームを楽しむ様子

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