待ち行列理論

性能評価の基礎となるM/M/1モデルを学びます。

システム性能評価の基礎となる待ち行列理論。M/M/1モデルと利用率・平均待ち時間の計算を学びます。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

待ち行列って、お店のレジの行列?

藤森 さやか 先生(笑顔) 藤森 さやか 先生

そう。
待ち行列理論はそれを数学的にモデル化したもの。
サーバ性能評価で使うわ。

青木 澪(普段) 青木 澪

基本モデルはM/M/1。
到着がランダム (ポアソン分布)、サービス時間がランダム (指数分布)、窓口1つ、という条件ね。

桃井 すみれ(しょんぼり) 桃井 すみれ

うぅ〜ん…難しい数式が出てきそう…すみれ、頭こんがらがりそぉ

青木 澪(普段) 青木 澪

要点だけ覚えれば大丈夫。
利用率 ρ = 到着率 ÷ 処理率。
平均待ち時間 = ρ/(1-ρ) × 平均サービス時間 ね。

藤森 さやか 先生(普段) 藤森 さやか 先生

重要なのは、ρ が 1 に近づく (利用率が高い) と平均待ち時間が急激に増える、ということね。
ρ=0.5 と ρ=0.9 では雲泥の差なのよ。

青木 澪(普段) 青木 澪

つまり「ピーク時にも余裕を持つ」設計が大事。
一般に利用率は 70-80% 以下に抑える設計が定石。

日野 こむぎ(普段) 日野 こむぎ

これって計算問題でも出るの?

青木 澪(笑顔) 青木 澪

「到着率2件/秒、処理時間0.4秒のときの平均待ち時間は?」みたいな問題が定番ね。
ρ=2×0.4=0.8、平均待ち時間 = 0.8/0.2 × 0.4 = 1.6秒、と計算するのよ。

確認クイズ

M/M/1 モデルで到着率2件/秒、平均サービス時間が 0.25秒のとき、利用率 ρ はいくつか。

  1. 0.25
  2. 0.5
  3. 0.75
  4. 1.0
こたえを見る

正解: 2. 0.5

ρ = λ × E[サービス時間] = 2 × 0.25 = 0.5。または ρ = λ/μ = 2 / (1/0.25) = 2/4 = 0.5 と計算します。

桃井すみれ、日野こむぎが水族館で大水槽を鑑賞を楽しむ様子

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